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【ケティ】 

遂にリリースまでカウントダウンが始まっちゃいましたね★

海月が日記で「レコーディングの時のあれこれをお話ししますー!」
…とか予告してたのに、空夜が終わった瞬間、
何やら別の仕事の依頼をされちゃってるみたいで
可哀想なくらいドタバタしてるので、
クラゲニッキが更新される前に、言葉担当としてmiyoが
楽曲に寄せる思いなんかを小出しにして行こうかと。

そういう訳で、本日はかるーく1曲目の「ケティ」から。


051206.jpg
↑現クマリの少女。インドラ・ジャトラで山車に乗って市街をまわってる最中。

「ケティ」って、ネパール語で「少女」って意味です。

レコーディング日記にも書いてた「なんちゃってネパール語」は
この曲のサビに使われてるんですがー、
結局ちゃんとした発音等を習いに行けないまま
レコーディングに突入してしまった為、
歌詞は敢えて掲載してません。何かもー、
ネパール語を母国語とする方達に申し訳なくて。苦笑

ネパールには、ヒトとして生まれた少女を、
占星術といくつもの掟によって神と定める風習があります。
そして、神と定められた少女は「クマリ」と呼ばれ、
家族から引き離され、クマリ館で世話役の人間と
生活を共にすることになるのですが。

クマリとして選ばれるのは、汚れなき乙女……少女だけ。
だから当然、記憶も曖昧な幼い頃に神となり、
乳歯が生え変わったり、転んで怪我をしたり、
初潮を迎えたりして出血をしたら
クマリを引退することになります。

言葉を変えれば、記憶のない頃に神となり、
神として生活をし、神の記憶しか持たない少女が
ある日突然「君は今日から人間だから」と、
人間界に戻されちゃう訳です。

興味深いでしょ?

あんまり文献とかないと思うのですが、
興味のある方は色々調べてみると面白いですよー。

でね、ヒトに戻った神…クマリは、前クマリと呼ばれ、
やっとヒトとしての生活に慣れたかと思いきや、
「前クマリと結婚すると早死にする」とか
悪い言い伝えに追い回されたりするのです。


強いモノを持った者は、必ずしも、弱い者を助ける訳じゃない。
神という偶像は、飽く迄ヒトよりエゴイスティックで
それを崇める人間は、また弱く儚く何か「答え」を探し求めてる。

女には皆「母性」があって、でも、それと同時に「魔性」も孕んでる。
穏やかに愛したい自分と、傷つけても冷ややかに眺める自分。
いつまでも少女で在りたい自分と、女王様になりたい自分。
温かい何かを求める自分と、ひとりで歩きたい自分。
絶対的な優しさを求める自分と、崖っぷちのスリルを求める自分。

逃れられない運命……それは、心も体も女として生まれたこと。
そんな、miyo的“女の性(さが)”を抽象的にうたったのが
「ケティ」なんです。

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